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MT4のコピートレードとは?コピートレード活用と口座管理術

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MT4にはコピートレードと呼ばれる手法があります。

コピートレードとは、あるMT4内のトレードをそっくりそのまま、別のMT4にコピーする手法を指します。

コピートレードのイメージ


まだMT4に馴染みの薄い初心者の方は

そんなことして何が嬉しいの?

と感じるかも知れませんが、コピートレードはかなり応用範囲の広い手法で、コピートレードを的確に用いることで資金管理の幅が大きく広がります。

ただし、コピートレードにもリスクがありますので、リスクとメリットを正しく理解した上で上手に利用しましょう。

…とまぁ偉そうな事を言っていますが、僕自身最近まであまり利用していませんでした(てへ)。
存在は知っていたんですけどね。

今回はFX中ゆうきさんのTradeShare3を使わせていただきました。ありがとうございます。

ということで、ちょっと試しながらそのメリットとデメリットを探ってみたので、その内容をお伝えします。


コピートレードのメリット


口座縛りからの開放

コピートレードのメリットはなんといっても、口座、業者縛りから(部分的に)開放されるということです。

口座縛りは、運用者から見ればできるだけ避けたいところです。複数口座でリスク分散したいというニーズもあるでしょうし、またその口座ではそもそも運用したくない、ということもあるでしょう。

コピートレードはこの問題のある程度の解決策となります。

ある程度というのはなぜかというと、ほとんどのEAでは相変わらず指定の口座「でも」運用しなければならないからです。

指定の口座で運用しつつ、コピートレードで別の口座(業者)でも運用するということが可能になります。

フィルター機能でロジックを少しだけいじれる

例えば今回利用させていただいたTradeShare3というコピートレードEAでは、コピーの際にフィルターEAを介します。

で、フィルターEAに仕掛けをすることで、

  • 特定の条件の場合はトレードしない
  • 特定の条件の場合はロット数を変更する
など、非常に自由度の高いトレードの変更が可能になります。

使いこなすにはEAプログラミングの知識が必要になりますが、既存のEAに簡単に変更を加えることが出来る仕組みは、まさに画期的です。



コピートレードのリスク、デメリット

こんな感じでメリットの多いコピートレードですが、もちろんリスクやデメリットもあります。

コピーは遅延する

EAを介したコピーの場合、コピー元のEAがtick(データ受信)と共に動作し、MT4内のポジションに変更があればそれを共有メモリに書きます(難しいことは理解しなくていいです。コピペのメモリを想像してもらえればOK)。

次にコピー先のEAは、共有メモリを監視し、共有メモリに変化があれば、共有メモリと同じになるようコピー先のMT4上でトレードします。

これがコピーの仕組みなんですが、上のステップを踏むそぞれの箇所で遅延、すなわち時間的な「遅れ」が発生します。

その時間遅れがどの程度致命的になるかはEAのロジック次第だと思いますが、非常に高精度なタイミングが要求されるロジックである場合、コピー先のトレードのパフォーマンスが大幅に低下することも考えられます。

コピーのコピーというのも技術的には可能でしょうけど、その場合はかなりの遅延は覚悟しないといけません。

コピートレードを実施する場合は、こうしたリスクを理解しておく必要があります。


口座縛りのEAはデモトレードできない
よくよく考えると分かると思いますが、口座縛りのEAを提供する業者は、その口座でリアルマネーを使ってトレードしてくれるからこそ、収益を上げることが出来るわけです。

これはEA提供者とFX業者がスプレッドを分け合うことで提携しているわけです。


なんだ、結局グルなんかい


と息巻くのはちょっと穿(うが)ちすぎです。

そもそも開発費をかけて作成したEAを、(口座縛りのほとんどの場合無料で)提供してもらうわけですから、そのような「報酬」がなければ販売者も業者も提供する意味がありません。

そこで問題となるのはコピートレードの存在です。

もしデモトレードを許してしまうとどうなるか、もうおわかりかですね?

指定口座ではデモトレードを行い、それをコピーして別の(例えばキャッシュバック付きの)口座でリアルトレードされると、販売者とFX業者は共に商売上がったりなわけです。

ということでコピートレードという手法は、口座縛りEAのデモトレードを無くしてしまうという残念な結果をもたらしてしまいました。

相手も商売なわけですから、FX自動売買ビジネス全体のことを考えれば、これは致し方ないことかと思います。


フィルター機能はバックテストできない

メリットのところで「フィルター機能」についてお話しましたが、フィルター機能にも欠点があります。

そう、バックテスト出来ない、ということです。

いくら精緻なフィルターを作りこんだとしても、それが過去のデータで上手く機能したかどうかを確認できなければ、ちょっと怖くて運用できないですよね。

もちろんバックテストデータを使って「手動で」検証してみることはできると思いますが、それでもかなり骨が折れます。

だからフィルター機能は、挙動がはっきりしているシンプルな機能に留めておくのがいいと思います。

技術が進めば、コピートレードでもバックテスト出来るようになるかも知れませんけどね。


コピートレード活用術

こんな感じでメリット、デメリット両方あるコピートレード。

リスクを抑えながらうまく活用出来れば、口座運用、資金管理の幅は確実に広がります。

例えば

  • 口座縛りEAを資金の大きなメイン口座にコピーする。
  • パフォーマンス比較のため、複数業者へコピーする

のような活用法が考えられます。図にするとこんな感じ。

コピートレード活用例


資金が大きく、他のEAも運用しているメイン口座へコピーするとともに、パフォーマンス比較用の口座へもコピーすることで3つの業者間のパフォーマンス比較も可能になります。

今まで口座縛りEAの場合、特定口座で運用するしか術がなかったのですが、コピートレードを用いることで、このような柔軟な運用が可能になるわけですね。


ただし、デメリットでも書いたようにコピーはあくまでもコピーです。

遅延したときのリスクは承知しなければいけませんし、口座縛りになっている「意味」もよく理解する必要があります。自分さえよければそれでいいという考え方をする人は、利用しないほうがいいでしょう。


色々な事情でMT4のコピートレードはちょっと亜流の方法になっていますが、技術的には価値のあるものです。

(ミラートレーダーなんて、コピートレードを大々的に一つのプラットフォームで行っているわけですからね)


ということで、節度をもって、活用してみてください!



FX中ゆうきさんのTradeShare3



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