お金に使われる人が見落としがちなこと

あまりにも暑いんで、画像ぐらいは涼しげなものにしてみましたw
さて、なにかと話題にのぼることが多い海外口座ですが、
少なくとも最近、僕はあまり推奨していません。
特にココのところ金融庁も問題視しはじめていて
海外業者は以前よりも使いにくくなったなぁ
というのが僕の偽らざる印象です。
そもそもなんで国内・海外と分けて考えるかというと
1.国内はレバレッジ25倍まで、海外は制約なし
2.海外は原則、信託保全なし。国内は法律で保全義務
というところが大きいんだと思います。
1があるから海外業者を使いたいけど、
2があって躊躇してしまう…
そんなところでしょうか。
でも冷静に考えてみれば、
レバレッジ25倍でうまくいくEAがあれば、
別にわざわざムリして海外口座で運用する必要は
ないわけです。
むろん、無理やり海外口座でレバレッジを効かせて
短期間で大きく稼ぐという方法も全否定はしません。
さっさと初期資金を2倍にして
リスクフリーで運用できれば、
それはそれで美味しいですからね。
ただ僕はそれとは違う、
別のリスクが大幅な効率低下を招くと考えています。
それは
「心理的負担」
です。
海外口座ということで、国内口座にくらべ、
心理的負荷はいやがおうにも
大きくなってしまいます。
- あの業者はもうダメかもしれない
- 資金引き出しが出来なかった人がいるようだ
- 取引の裏で細工をしているらしい…
こういうホントかウソか真偽の確かめようのない
「ウワサ」がどこからともなく耳に入ります。
余程タフな人でなければ、
自分の大事な資金を委ねるのには
心の抵抗があるでしょう。
誤解される前に言っておくと、
国内業者が完璧にクリーンだと言うつもりは
さらさらありません。
仮に悪気はなくとも、
システムの不備などはありうるでしょう。
ただ心理的負担に関していえば、
海外業者に比べて遥かに小さいと思います。
いつでも資金を引き出すことのできる安心感は
代えがたいですよね。
…僕達はいったい何をしたいのか?
もう一度初心に戻って考えてみる必要があります。
自分の代わりにお金を働かせて資産を増やすこと。
いつしかこの目的は手段化し、
「自分の代わりに」という部分を忘れて
とにかく資産が増えればいいという
落とし穴にはまり込んでしまいます。
お金が自分のために働いているのか?
自分がお金のために働いているのか?
ワケが分からなくなってしまう。
自分がお金のために働いてしまうぐらいなら、
全力で本業を頑張ったほうが
はるかに良い結果を生むことでしょう。
お金を自分のために働かせるためには
しっかりと手段を選ぶ必要があります。
だから僕は、
海外業者はお勧めしませんし、
まして裁量トレードなんて
やろうと思ったことすらありません。
お金を自分のために働かせるということを
終始徹底しているからです。
そしてこれは資産を大きく増やすための
大切な原則の一つです。
お金の誘惑というのはものすごく強いので
毅然としていなければ、やすやすと
「お金」に使われてしまいます。
気をつけてくださいね。
ps.
それにしても、ここのところ、
White Bear V1EXのパフォーマンスがスゴイですね。
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