FX自動売買EAの検証

FX自動売買で稼げない理由を暴く!長期で稼ぐEAの検証とレビュー

円安、リフレとガラガラポンの可能性について

 

円安が急激に進んでますね。

今日はこの円安に関するコメントを書いてみたいと思います。

先週も1ドル90円台に乗って取引が終了しています。この円安の原因についてマスコミは「リフレ」や「アベノミクス」を強調していますが、専門家などは単にリスクオフによる消去法的円購入から、リスクオンによる円売りにトレンド転換したと見ている人もいるようです。

まぁ、様々な要因が絡みあって起こっている現象でしょうから、どれも正しくて、またどれが正解ということもないのでしょう。

我々のような一トレーダーが心配すべきなのは、リスク面です。マスコミでは円安のメリットばかりが強調されていますが、円安に対するリスクも当然あります。

例えば甘利再生担当相は最近になって

過度の円安には懸念(MSN産経ニュース)

を表明しました。また国内だけでなく、海外からも円安に対する批判的コメントが出てくるようになってきました。例えば

ロシア中銀、円安誘導「通貨戦争」を批判(日経新聞)
政府・日銀共同文書で大筋合意、円安批判のなか異次元の日銀緩和へ(ロイター)

などがあります。

このような反応は僕もある程度予想していたことで、1月3日の

新年のご挨拶と、今後の円相場の独自分析

という記事の中で「為替は2国間の需要と供給と思惑で決まる」と書きました。

ですので、為替を読むにあたって2国間の利害関係(特にドル経済圏と日本)というのが重要になってくるでしょう。

もう一つのリスクとして財政破綻があります。

ご存知の通り日本政府の借金は既に1000兆円を超えており、普通の国家であれば財政破綻しているところです。これが破綻しないのは国債が非常に低い金利で借り替えられるからであり、またそれを支えているのは日本国内の旺盛な需要と言われています。

今回、政府と日銀が共同文書について合意する際に一悶着あったのは、日銀が財政ファイナンス(要は政府に無尽蔵な借金を許すこと)になりはしないか、という課題があったからです。

無尽蔵な借金を許してしまうと当然タガが外れてしまい、

1.円の通貨価値低下と過度の円安進行
2.海外から見た日本国債価値の下落
3.国債売り圧力
4.ヘッジファンドによる国債売り仕掛け
5.国債利回りの上昇
6.政府の国債調達コストが急上昇
7.政府の国債利回り支払い不能
8.財政破綻

というシナリオが実現してしまいます。これをガラガラポンと言って、逆に喜ぶ人も居るみたいですが、これを喜ぶのは非常に悪い考えだと個人的に思います。
事実上財政破綻しているギリシアの例を持ち出すまでもなく財政破綻は最も貧しい層にしわ寄せが行くからです。

もちろん20〜50年単位でみるなら、もしかしたら一旦破綻した方がいい可能性もゼロではないと思いますが、少なくとも今生きている人が目に見えて恩恵を受けられるようになるのには、想像以上に時間がかかることでしょう。

例えばガラガラポンで「富裕層からお金を取り上げ、貧困層や仕事の無い人にお金を回す」「構造改革により世代間の不公平を解消する」という意見が見られますが、実際には

1.本当の富裕層は既にキャピタルフライトを済ませていて、取り上げるのは困難
2.ビジネスに長けた人やラッキーな人だけが、混乱に乗じて利益を上げる
3.構造改革は日本の思うように進むとは限らない(IMFにやりたいようにやられた韓国を思い出そう)

となって、ガラガラポン後の貧富の格差は、今よりも厳しい状態になってしまうでしょう。ガラガラポンは、正直、単なる自暴自棄か、混乱に乗じて搾取してやろうという人が画策しているに過ぎないと思います。

日本は、世代間格差は大きいですが、例えばジニ係数は0.33あたりで、貧富の差は決して大きいとは言えません。通貨危機で大胆な構造改革をした(させられた)韓国のジニ係数は、日本より大きいということも再確認しておいてくださいね。

ということで、このガラガラポンは避けるべき事象であり、これを避けるのには以下の2つのポイントがあると思います。

  • 長期国債利回りを低く抑える。個人的に抑えることは無理(苦笑)なので、せめて推移は見守りましょう。
  • 国債の外国人保有比率を低く抑える。財政破綻しても、日本人だけでなんとかできるのであれば混乱は最小限に抑えられます。現在外国人保有比率は10%弱ですが、これが闇雲に大きくならないかどうか、継続して監視しておきましょう。

投資家として大事なのは、何が起きているのか、起こったらどうなるのか?を冷静に把握し、判断することです。

万一ガラガラポンになったとして、それでも自分は大丈夫だろうか?そのときどう行動すればいいのか?と常に危機意識を持っておくことが、真に重要なことだと思います。

例えばこのサイトでは、海外FX業者の比較とかもしていますが、1ドル200〜300円などという超円安(超インフレ)になったときの資金逃避先としてみることも出来るわけです。海外FX業者には特有のリスクもありますが、日本に資金を置いておくだけ、というのもソレはソレでリスクがあるわけですから、そこは冷静に判断したほうがいいでしょう。


この記事が参考になれば幸いです。

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